毎日の臨床に欠かせない支台歯形成であるが、上顎前歯から下顎臼歯にいたるまで系統立てて教育を受ける機会はめったに無い。とくに下顎は上顎と異なり、形成時に支台歯軸面とバーの平行性を保ちにくく、さらには下顎舌側の遠心部のように直視では必ず死角となる箇所が存在する。このような部位に対して盲目的に支台歯形成を行うことは、支台歯形成の質を下げるだけではなく、舌や歯肉を傷つける恐れがあり大変に危険である。よって、本講ではとくに下顎左側臼歯部の支台歯形成を一例に挙げ、拡大視野下において安全に、効果的に支台歯形成を行うための診療姿勢、鏡視法、そして支台歯形成の形態の勘所を供覧したい。
時間:1時間28分53秒
配信期間:2024.10.01~2025.03.31
受講費:¥5,500
講師:佐藤 琢也 (サトウ歯科・デンタルインプラントクリニック大阪 理事長)
略歴:
1998年 大阪歯科大学卒業,大阪大学歯学部附属病院口腔総合診療部入局
2003年 大阪大学大学院 歯学研究科 博士課程修了(歯学博士)
2005年 UCLA(カリフォルニア大学ロサンゼルス校)プリセプターコース履修
2006年 サトウ歯科・デンタルインプラントセンター大阪 開院
2009年 医療法人俊慈会 理事長
所属団体
Club GP 代表
日本口腔インプラント学会 会員,専門医
日本補綴歯科学会 会員,専門医
日本審美歯科学会 会員,評議員,認定医
日本デジタル歯科学会 会員,学術委員
日本顕微鏡歯科学会 会員
European Association for Osseointegration 会員