iPexIIは、豊富な臨床データに裏づけされたナカニシ独自の根管長測定エンジン "SmartLogic" を採用し、多様な歯牙形態や状況においても高精度の根尖孔検出を可能にしました。
"SmartLogic"は「交互発振方式」と「面解析」により、根管内の様々な影響を最大限に排除したクリアな信号解析を行い、高精度な根尖孔検出を実現します。
● 2つの異なる周波数の交互発振方式を測定に採用し、信号解析に影響を与えるノイズの発生を抑え、フィルタ回路を通す必要の無い精度の高い波形の抽出を実現。
● 検出された周波数を面解析する独自の方式を採用。様々な状況が想定される根管内に対して、安定した測定値解析を実現し、ファイル挿入との確かな連動感をもたらします。
・ SmartLogicによる高精度な根管長測定を実現。
・ ドライでもウェットでも、状況に左右されない正確な根尖孔をオート検出。
・ ファイル先端位置を的確に知らせる3つのアラート音より正確な施術をサポート。
・ 設置場所を選ばないスタイリッシュ・コンパクトボディー。
・ 反射を抑え、自然な視線で確認できる3色LCDパネル採用。
1. 根管内へのファイル挿入と同時にバーグラフが表示され、ファイルの進行状況とバーの表示が連動します。
2. ファイル先端が根尖部付近に達するとバーグラフの色が青色に変わり、同時にアラート音も変化します。バーグラフとアラート音との変化により根尖孔に近づいていることをお知らせします。
3. ファイル先端が根尖孔に達するとバーグラフは「0.0」を表示。アラート音が連続した音に変わります。
4. ファイル先端が根尖を超えた場合、赤いライン (APEX) と (over apex) の文字が表示されると同時に連続した速いアラート音でお知らせします。
直径6センチの台座サイズと、小型・軽量ボディーのiPex2は設置場所や使用シーンを選びません。LCDパネルは術中でも自然に視野に入る適切な角度で設計されており、スムーズな根幹治療をサポートします。
※連続使用時間は設定条件により異なります。