従来より高く評価されている口腔外科用マイクロモーターシステム「Surgic Pro」は、動作性、安全性、ワイヤレスによるネットワークの拡張性を兼ね備え、「Surgic Pro2」へ進化しました。 Surgic Proの基本性能を向上させるだけでなく、さまざまなデバイスとの接続により、術者の操作性と安全性が向上し、効率の良い施術をサポートします。
3つの進化ポイント
ナカニシ独自のマイクロモーター技術により、従来と比べ、モーターのサイズと重量を大幅に削減しました。モーターが小さくなり、 重心がよりハンドピースのヘッドに近くなったことで、ハンドリングがしやすくなり、治療時の操作性が大幅に向上しました。
標準セットのハンドピースは従来品よりヘッドサイズが約2mm小さくなりました*。これにより、ドリリング時のサージカルガイドにも十分対応可能です。また、術者の視野が大きく確保でき、口腔内へのアクセス性も大きく向上。さらに、患者の開口時の負担を大きく軽減することが可能となり、快適な施術をサポートします。
*標準セットハンドピース ライト付:X-SG20ML ライト無:SG20M
ディスプレイに調光を10段階で調整可能な大型のバックライト付きLCDパネルを採用することで、視認性が向上しました。また、直感的でわかりやすいアイコンにより、スムーズな操作が可能です。高感度タッチパネルによ
り、手術用のグローブを使用しているときでもストレスなく操作できます。
高演色LEDを使用することで、治療中の血液や歯肉の視認性が向上します。
新設計のイリゲーションポンプは、静かで安定した注水を実現します。イリゲーションチューブのセットアップもシンプルで簡単に行えます。
Bluetooth®接続により、ケーブルの長さを気にせずに最適な位置を選択できます。フットコントロールは前モデルより軽量化され、位置変更が容易。
IPX8の耐水性もあり、術者は治療に専念することができます。フットコントロールの上部にある3 つの選択ボタンは術者の用途に合わせてカスタマイズ*できる仕様となっています。
ナカニシ独自のハンドピースキャリブレーション機能(AHC:Advanced
Handpiece Calibration)により、施術で要求される正確なトルク値を出力します。使用するハンドピースのベアリングやギア摩耗状況により、実際に出力されるトルク値と設定したトルク値の間にズレが生じます。このAHC機能はこのズレを補正し、正しいトルク値を維持します。
リンクスタンド2を使用することで、2つのユニットを安全に積み重ねた設置が可能。設置スペースを節約することができます。
Surgic Pro2は、リンクモジュールを使用することにより、ナカニシの超音波ボーンサージェリーシステム「VarioSurg 3」と簡単にBluetooth®リンクすることができます。それにより、2つのユニット操作を1つのフットコントロールで操作することが可能になります。簡単な操作で2つのシステムを切り替えることができ、スムーズに作業を行うことが可能です。
iPadに専用アプリケーションをインストールし、Surgic Pro2と接続することで、回転速度やトルク値などの詳細なデータをリアルタイムで表示し、そのデータを保存することもできます。また、Surgic Pro2を介し、Osseo 100+に接続すると、ISQ値のデータを保存することも可能になります。
対応OS | iOS |
動作確認済み機種 | iPad(第5 世代) iPad(第6 世代) iPad(第7 世代) iPad(第8 世代) iPad Pro 12.9 インチ(第3 世代) iPad Pro 11 インチ iPad Pro 12.9 インチ(第4 世代) iPad Pro 11 インチ(第2 世代) iPad Pro 12.9インチ(第5 世代) iPad Pro 11 インチ(第3世代) |
弊社は上記の端末で問題なく動作することを確認しております。
iPad®、iPad Pro® は、アメリカ合衆国およびその他の国々におけるApple Computer,Inc. の登録商標です。
リンクスタンド 2を使用する事で最小限のスペースで2つのシステムを設置する事ができます。
コンパクトなリンクモジュールを使用することでVarioSurg 3とのBluetooth®接続が可能になります。
本体と付属品をスマートに設置できる移動式カート。