歯科用インスツルメンツのメーカーとして、歯科医療従事者の皆さまと患者さまの安全を守る責任がある。
そう考えるナカニシでは、30年以上にわたって感染予防対策となるソリューションを探求し続けてきました。
最新の治療機器を作るだけでなく、感染から術者や患者を守る技術や製品の開発、治療機材使用後の正しい使用方法やメンテナンス方法を発信するなど、これからも包括的なソリューションをご提案します。
歯科医療従事者の皆さまと共に人々の輝く笑顔を創る。ナカニシはモノづくりの情熱を治療現場での確かな信頼につなげていきたいと考えています。
ナカニシは世界に先駆けて歯科用ハンドピースへのサックバック防止機構「クリーンヘッドシステム」を開発するなど、30年以上もの間、安心して歯科治療に取り組んでいただけるための製品開発を続けてきました。感染予防に対する豊富な知識と経験を持つ、感染予防のリーディングカンパニーです。
DualDefence™ システムは、歯科用ハンドピースへのサックバックを防止する「クリーンヘッドシステム」と、歯科用ハンドピースから水回路への汚水の浸入を防止する「逆止弁」を組み合わせた、ナカニシ独自の感染予防システムです。DualDefence™システム(クリーンヘッドシステムと逆止弁)の有効性は、東北大学、新潟大学をはじめワシントン大学(米国)、ウメオ大学(スウェーデン)、シンガポール大学を含む世界でも著名な研究機関によって実証されています。
高速で回転するハンドピースから発生する空気中の微細な粒子「エアロゾル」は、歯科医院内で感染を引き起こす要因の1つとされています。エアロゾル発生量の比較実験では、エアータービンに比べてコントラアングルを用いた治療はエアロゾルの発生が少ないことが証明されました。加えて、ナカニシのコントラアングル「Z45L」は、コントラアングルの中でも特にエアロゾルの発生が少ないため、エアロゾルに起因する感染症のリスクを大幅に低減することが期待できます。
世界初の2ウェイ注水方式を採用したコントラアングルTi-Max Z45Lを用いたエアロゾル比較実験を実施。治療方針や施術状況に応じてミスト注水(エアー有)またはジェット注水(エアー無)を選択することが可能です。特にジェット注水を用いた治療は、発熱を低減する冷却効果はもとより、エアロゾルの発生が少ないことが証明されたため、歯科診療時の感染リスクの低減に役立ちます。
安全な治療を行うためには、患者ごとにハンドピースなどの機材を洗浄、注油、滅菌することが不可欠です。これらのお手入れを怠ると、感染症のリスクが高まるだけでなく、製品の故障にもつながる可能性があります。患者と術者の安全を守るため、製品使用後の正しいメンテナンスや再処理方法をご確認いただき、日々の診療にお役立てください。
治療機器がいかに優れていても、安全に使用できなければ意味がありません。ナカニシは歯科医療機器メーカーとして、製品の性能を最大限に引き出せるよう、こだわりを尽くした技術をメンテナンス機器にも投入。より安全で快適な日々の診療のために、ナカニシはより効率的なメンテナンスソリューションを提供します。