ブラジルに住んでいるある女性の物語を紹介します。彼女は50歳くらいで、妊娠後に歯を失ってしまっています。ですが、アルツハイマーとパーキンソン病を抱える母親の介護のために仕事もままならず、貧困の中、治療が行き届かなかったせいで、歯が3本しか残っていません。メイクやヘアスタイルを楽しんだりする気持ちの余裕もありませんでした。
そんな彼女に、NLA(ブラジル現地法人)のチャリティープログラムが手を差し伸べます。まず、インプラント治療を行い、失われたすべての歯を提供しました。そのうえで、プロにメイクアップとヘアスタイリングを施して、ドレスアップ。大変身した自分と向き合った彼女は、「おー!」とびっくりしながらも大いに喜びます。
後に、「周りの人から『美しくなった』と褒められたのよ」と、明るい笑顔で語るのでした。歯科医療は、歯を治療することだけが目的ではありません。美しく健康的な歯を手に入れることで、その人の人生や心を豊かにします。ナカニシは事業活動だけではなく、こうした社会活動にも取り組んでいます。
株式会社ナカニシのサステナビリティ活動について、詳しくはコーポレートサイトをご覧ください。