ナカニシの工場から排出される産業廃棄物のほとんどは、中間処理の後、道路の路盤材などに再資源化されています。その割合は99.1%(2022年実績)でしたが、ではなぜ100%にならないのでしょうか? 0.9%を占めていたのは、ハンドピースなどの仕上げで磨きをかけるためのグラインダーに使われている、さまざまな種類の砥石でした。
砥石は非常に硬い鉱物でできており、これまでは細かく砕くことが困難でした。ナカニシでは、使用済みの砥石を粉砕できる技術を擁する業者を日本中からピックアップ。これにより、砥石も建築資材としてリサイクルできるようになりました。
どうしてもリサイクルできなかった0.9%がなくなり、再資源化率は100%を達成することに成功。豊かな自然に囲まれた工場でものづくりをしているからこそ、自然環境を守る意識が高く保たれます。人を健やかにすることだけでなく、地球そのものを健やかにすることも、ナカニシが担う大切な使命なのです。
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